某大手家電量販店の社長の長女が交通事故死し、その損害賠償を求めた訴訟の判決が出たそうです。原告が7億2691万円を請求したのに対し、判決での賠償額は約6705万円とのことです。で、思うところは以下のとおり。
・社長は「金の問題じゃないが、軽い」と語ったそうだが、訴訟の結果を待つまでもなく、人の命が重いというのは当然のこと。また、社長の娘だとか平社員だとか、身内だとか他人だとか、そういうことは関係ないと思う。
・交通事故のない社会になるよう、多くの人々が努力していくのは大切。
・社長と普通の労働者では、生涯収入で10倍もの開きがあるということか?訴訟で使われた数値だから一般的なものだと思うが、格差としては大きいと思うし、是正すべきだと思う。
・娘が将来社長になるという想定もおかしいと思う。他の人間が社長になる可能性を排除してしまってよいものか?よく分からないが…裁判所が不確定要素が極めて多いということで長女の出世を認定しなかったのは、妥当だと思う。
参考にした記事
●
ヤマダ電機長女事故死訴訟:社長の“期待”顧みず 請求額の10分の1以下に /群馬
(1月25日14時1分配信 毎日新聞)