2009年度の生活保護費総額が、国と地方の負担を合わせて3兆72億円に達したそうです。
その記事をよく読んでみると、「保護費のうち、医療扶助が約半分を占める」とありました。憲法第25条に規定される「健康で文化的な最低限度の生活」を行うために支給される生活保護費のうち、その半分が医療費ということです。医療費は「健康で文化的な最低限度の生活」を送る上で欠かせない、と言えます。逆に言えば、生活保護世帯でなくても医療費が無料になれば、かなり生活が楽になる、とも言えます。
何かの資料で見たのですが、医療費を無料化する(患者自己負担を0円にする)ためにかかる費用は、年間およそ5兆円とのこと。その金額をお金持ちや儲かっている法人への増税で確保すれば、庶民の生活がそれなりに楽になると思われます。
お読みいただき、ありがとうございました。
~砂漠化を防ごう~